電子版日経が4,000円というウワサに驚愕

投稿者: | 2010-02-04

まだ日本経済新聞から正式な告知はないのですが、4月からスタートする電子版、どうやら単体契約だと4,000円になるそうです。

【コラム】メディアの革命 (45) 日経電子版の創刊に見る"販売店"という呪縛 | ネット | マイコミジャーナル

紙とセットだと、現在の購読料にプラス1,000円だとか。朝夕刊セットの場合なら、5,383円ですか。

それにしても4,000円という価格は、紙での4,383円より気持ち程度安いだけ。価格の魅力で新たな読者を開拓しようという気は、毛頭ないようです。私の密かな予想、そして願望では「高くても2,000円くらいかな。 1,000円代半ばなら、値頃だな」と見積もっていましたので、そのちょうど二倍。強気というか身の程知らずな価格設定と言わざるを得ません。

少し前に日経の紙面で「予告編」とも言うべき記事がありました。それによれば「My日経」といったカスタマイズ機能、他にキーワードクリッピングや記事のスクラップも利用できて、そしてもちろん随時更新。紙の新聞に対してプラスアルファがあるのは確かなようです。せっかくWebを使うのだから、ユーザーの声を取り入れつつ、改良を進めていってもらいたいものです。

ただやはり、この価格設定には納得できません。日経の情報を極度に必要としている人、あるいは家族で読む人にとっては「高すぎる」ということはないかもしれません。しかし私のように一人暮らしで、ビジネスマンのたしなみくらいの感覚で日経を取っている者にとっては、「もう読まなくていいよ」と言われたような気分です。

幸いというか、最近NHKが展開する「NHKオンデマンド」で価格改定が行われた例があります。あちらは、月額1,470円だった「見逃し番組見放題パック」が945円に値下げされました。契約者が思ったほど増えなかったことも、理由のようです。日経についても、利用者が少なすぎて値下げを迫られる事態を待ちたいです。というか、絶対にそうなるって!

とりあえず私は日経の企業姿勢に疑問を持ちましたので、紙の方も今月末で解約し、電子版については、まともな対応(つまり適正なレベルまでの値下げ)をするまで契約を見合わせることにします。

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