唐突に、Amazonから発表されました。
アマゾンがついにKindleを国内投入–8480円から、月額料金不要の3Gモデルも – CNET Japan
アマゾンジャパンは10月24日、電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の国内予約販売を開始した。あわせて、タブレット端末「Kindle Fire HD」の国内予約販売と、日本向けの電子書籍販売サービス「Kindle ストア」の開設も発表している。予約販売はAmazon.co.jpで受け付けている。
6月に「近日発売」と発表されて、待つこと4ヶ月。ついに黒船上陸というわけです。といっても、すぐに開設されるのはKindleストアだけで、端末が購入者に届くのは、それぞれ11月ないし12月になりますが。
10月25日 Kindleストアオープン
11月19日 Kindle Paperwhite出荷
12月19日 Kindle Fire HD、Kindle Fire出荷
「黒船」と呼ばれたKindleがようやく上陸することで、日本の電子書籍は一歩も二歩も前進することでしょう。そんな期待が、高まってきました。今年か遅くとも来年が、「真の電子書籍元年」ということになるのではないでしょうか。待ってました！と叫びたい気分ですね。
とはいえ私は、Kindleの端末はパスに近い様子見です。とりあえず1～2冊書籍を買ってみて、PCかスマホで読んでみるつもりですが、その程度です。日本の電子書籍の覇権をAmazonが握ることも、必ずしも望みません。何せAmazonもサービスやコンテンツを囲い込むやり方ですので。
Kindle上陸を機に、日本の電子書籍サービスをめぐる競争が活性化し、質でも量でも、紙の書籍を相当部分置き換えるほど強力なものとなること。それが一番の期待です。
今後は、またまたこのブログで電子書籍について語る機会が増えそうです。