無意味どころか、時には有害とすら言えるかもしれません。
いずれにしろ、「無い方がまし」ということに変わりはありません。
集団的自衛権の行使容認に関わる閣議決定が、一部で強い反対を呼んでいます。野党の一部、マスメディアの一部、言論界の一部などなど。私がTwitterでフォローしている一般人でも、執拗に反対意見をツイート/リツイートしている人が何人かいます(これを機にフォローするのをやめた人も、何人かいます)。
こういう人たちって、原発に反対し、あるいはTPPに反対しているような人たちとかなり重なるんですよね。消費増税に反対するような人たちとも。
意見を持つのは自由、と言いたいところですが、実際政権に就いたとして「集団的自衛権は未来永劫行使しません!」「原発を今後一切稼働しません!」「TPPには絶対参加しません!」などということで、国を治められるんでしょうか。官僚の説得に屈し、あるいは外国からの圧力に負け、そして何よりノイジーでないサイレントマジョリティの国民から見放され、早晩路線を改めるほかなくなることでしょう。
それが分からないなら単なるバカですし、分かっていて実現不能・持続不能な政策を叫んでいるなら卑怯です。いずれにしろ、そんな勢力には国の統治に参与する資格はありません。