宗教が救いになる人は・・・

これからの日本、人口の重心が高齢化するにつれて、老いや死に対する関心がますます高まってくることでしょう。

その前段階(?)である病気や障害についても、同様かと。

そうすると、仏教やキリスト教を始めとする宗教が改めて活性化する可能性が高いです。日本の場合、オウム真理教やその少し前の幸福の科学の件などもあり、宗教、とりわけ新興宗教は胡散臭いものと見られる風潮が続きました。それも次第に薄れつつあるのではないでしょうか。

東日本大震災の被災地において、僧侶など宗教者、お寺・神社など宗教施設の存在が改めて見直された、ということも大きいでしょう。

私の見るところ、ここ日本では(既存・新興を問わず)宗教はそれを必要とする人、受け入れる素地がある人にまだ十分届いていません。老いや死に向き合う上で、宗教があることで気持ちが軽くなる人は、もっと頼ってみても良いのではないでしょうか。

とはいえ、かく言う私自身は宗教に頼るつもりは今のところありません。私が自分のためにやる生前準備、そして他人に勧める生前準備も、宗教という要素をほとんど含まないものとなるでしょう。確固とした信仰のある人にとっては参考にならないはずですが、これは致し方ありません。

生前準備や終活というとき、この辺のことをあまり意識していないケースも見受けられます。でも実際問題は、「特定の信仰を持たない人のための」というのが暗黙の前提としてあるのではないでしょうか。だから仏教やキリスト教の宗教者・信者が世にある生前準備のトレンドを批判しても、我らには的外れと思えることが多いのだと考えます。

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