リストラ金融社員の再就職先、「慈善団体」が人気も現実は厳しく | ビジネスニュース | Reuters.
金融危機とその後の不景気が、各方面に影響し始めています。慈善団体も冬の時代を迎えつつある、というお話。
今日日、慈善団体に寄付するのは「ぜいたく」ということで、人々が寄付に振り向ける支出を削り始めている、と。これは仕方ないでしょう。興味深いのは、慈善団体の間でも、活動目的によって落ち込みの激しいものとそうでないものがあるということ。芸術遺産や文化を扱う団体、動物愛護団体が「ぜいたく」と見なされているようです。
日本でも低金利が財団などの経営を随分苦しめています。やはり、経済が好調だと、慈善団体にもその恩恵が及ぶということなんですね。高齢化で低成長、あるいはマイナス成長が常態化しそうなこれからの日本、慈善団体の存立はどんどん困難になっていくのかもしれません。