新型コロナウイルスの感染拡大以降(いわゆるコロナ禍)、正気を保つのが難しくなっている、と感じます。
おのれが「こうすべき」「かくあるべし」と考えるようなことが世の少数派になってしまい、感染症をただただ恐れる社会の中ではむしろこちらが「狂った人」みたいになっているという現実。さらには、ステイホームだのソーシャルディスタンスだの言われ、その少数意見を声高に叫ぶのがはばかられるような風潮。
何かのテーマで意見が分かれることは当然あるのだけれど、今回ほど孤立感とか絶望感を覚えたのは、たぶん人生で初めてです。
そんな私が編み出したのが、自分と考えの近いTwitterアカウントで「リスト」をつくり、日々それを眺める、というものです。考えようによっては自己満足にすぎないのだけれど、これには大いに助けられました。「オレは、一人じゃない」ってね。
「ひとつの感染症のために、社会や経済をめちゃくちゃにしてもいいのか?」が問われていると思うのですが、その問題意識自体、共有できる人はまれ。「今の日本社会にオレが生きている価値はあるのか?」とすら思い始めています。おかげで(?)、コロナ禍において酒量は1.5倍くらい増えた一方、ブログ記事を書く気力はかなり萎えました。ここでもTwitterがあるので、思いを吐き出せる場があるのは貴重だな、と思いましたとさ。