本家のTwitterがサポートしている機能ではないものの、Twitterユーザーによって多用されているのがReTweetです。
正直言って、Web歴が長く、いろんなサイトやサービスを利用してきた私でも、これには戸惑いました。で、以下は自分の頭を整理する意味も含めて、まとめ。
ReTweetって何?
まず、Twitterには「返信」と言える機能が3つあります。Reply、ReTweet、DM(ダイレクトメッセージ)です。最後のDMは親展とでもいうか、第三者のタイムラインに現れないやりとりですので、理解は容易。ややこしいのは、前二者の違いです。これについては、下記の記事がイラスト入りでわかりやすく教えてくれます。
想造ノート: Twitterにおける3つの返信方法、@とRTとDの違いをイメージ図にしてみた。
ReTweetを利用すると、引用元本人の返信通知画面に表示し、自分をフォローしているユーザーのTLにも流れます。
このとき、自分をフォローしている人であれば、引用元ユーザーが共通の友人でなくてもTLに流れます。
イメージとしては、ちょっと重要な情報をほかのユーザーに大きな声で伝える感じです。
ReTweetの使い方
上記を踏まえると、ReTweetの機能は大抵、次のどれかに分類できます。
- 他人のつぶやきを引用しつつ、自分のコメントを付すディスカッション機能
- 他人のつぶやきを、自分のフォロワーに伝える宣伝機能
- 元のつぶやきの人に評価を伝え、同時に自分の存在を相手のフォロワーにアピールする拍手&握手機能
1番目と2番目はすぐに理解できるとおもいますが、3番目は体感しないと「何それ?」という感じかもしれませんね。もちろん、一つのReTweetが上記のうち複数の機能を兼ねていることは大いにあり得ますし、むしろそれが常態でしょうが。
ReTweetの問題点
次のブログで、ReTweetの課題が4つ挙げられています。
TwitterのRetweet(RT)について考えてみる – Nothing ventured, nothing gained.
項目名だけ引用すると、
- 140文字の文字数制限
- オリジナルのつぶやきの改変
- オリジナルのつぶやきへのリンクがない
- 自分のタイムラインがRTで埋め尽くされる
個人的には、4.はほとんど問題じゃないし、2.も大した問題ではないと思います。一方、1.は結構、3.はかなり問題だと思います。TwitterはReTweet機能の公式サポートを準備しているようですので、「オリジナルのつぶやきへのリンクがない」という点が解消されるのかどうか、期待を持って見守りたいと思います。
ともあれ、ReTweetを使うようになってまた一つTwitterの面白さに目覚めたのは事実ですし、これからも目に留まったつぶやきをどんどんReTweetして行こうと思います。
ちなみに昨日は、こんなことがありました。
自分がおすすめしたものが他人の興味を惹く。これって、なかなか快感ですよ。
ピンバック: Twitterの面白さを知るには | 志の輪、広げよう。
Twitterド素人にはReply、ReTweetの違いがわからなかったけど、とても分かりやすかったです。有難うございます。