「尺」が長すぎる

投稿者: | 2010-04-08

最近私がつくづく感じるのが、表題のようなこと。

たぶん、Webやデジタルの世界に生きる者には共通の感覚なのではないかと思います。長すぎると感じるのは、たとえば・・・

野球、特にプロのそれ
3時間ほどというのは、さすがに長すぎます。試合開始から終了まで観戦する、なんてことはめっきりなくなりましたが、テレビで中継される2時間ほどでも長すぎると感じます。そして最近は地上波では時間延長を行わず、9時前に中継が終わってしまうのが当たり前。ますます観ようかという気が薄れます。

映画
実はこれには自分でもびっくりです。連続ドラマなどは、ハマれば毎週心待ちにしたりするのですが、2時間前後という尺を持つ映画は全く楽しめなくなりました。たぶんこれは誰もが陥る症状ではないのでしょうが、ここ数年で劇的に進んだので、あえてご報告しておきます。

番組改編期のテレビ特番
最近は3時間4時間のものも珍しくありませんよね。あんなのをダラダラ観るほど、ヒマじゃありません。

個人のブログ記事
Twitterの140文字というのが一つの尺度になってしまったため、しっかりした構成のない長文、特に個人の書くブログ記事などは、よほど興味を惹かれない限り、最後まで読み通すのが苦痛になってきました。これは以前にも長文うぜぇという記事を書いています。

総じて、気短になり、集中力がなくなっているように思います。情報があふれているので、一つ一つとじっくり付き合おうという気が薄れているんでしょうね。良くない傾向かもしれません。

ただそうは言っても、みんながそういう風になれば、作られるものもそうならざるを得ないでしょう。書籍にしろテレビ番組にしろ、今よりコンパクトなモノの方が好まれる傾向がどんどん強まるのでは、と予想しています。

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