本日、Twitter上での竹中平蔵氏の発言が「炎上」しました。それは、次のようなTweet。
これが(私に言わせれば)異常なほどの反発を招きました。いずれ誰かがまとめてくれるでしょうが、そこにはだいたい3つのパターンが。
- 所得税や相続税の増税は当然でしょ、何言ってるの?というもの
- 発言者である竹中氏を攻撃するもの
- 「頑張っている人」という言い方に食ってかかるもの
3.はもっともな部分もありますが、私は基本的に竹中氏に近い考えなので、この炎上ぶりには驚き、戸惑い、あげく恐怖感すら覚えました。本人が自覚しているかどうかはともかく、日本人の中には社会主義的な考えの持ち主が少なくないのだな、ということに。そしてまた、たとえTwitter上とはいえ、そうした人たちがひどく攻撃的なことに。
もとより、リバタリアンたる私は思想的マイノリティであることは自覚しています。ただこうも私有財産を軽視する人たちが多いと、日本社会で生きていくことは私にとって息苦しいものになりかねません。財産の自由、言論の自由を守るために、戦わねばならない時が来ているのだな、ということを気付かされた一幕でした。なぜと言って、財産の自由を何とも思っていない人は、早晩財産の自由を主張する言論を抑圧しにかかりますからね。これは、歴史上たびたび繰り返されてきた定理と言っていいほどのものです。
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