終活への疑問・異論に答える

「終活」という言葉、徐々に世間に浸透しつつあるでしょうか。

私自身は、この言葉があまり好きではありません。ただ趣旨には諸手を挙げて賛成です。

「終活」というコトバが気にくわない | 志の輪、広げよう。(2010-06-30)

もちろん気が進まない人や関心のない人は、あえてこうしたことをするまでもありません。あと「家族を信頼して全部任せる(迷惑を掛けることもいとわない)」という人も。ただ誤解や偏見からこうした活動を遠ざける人がいるとするなら、残念なことです。今後とも啓蒙に尽力したいと思います。

さて私なりに考えるに、終活への批判や異論としては、次の3つが代表的なのではないでしょうか。

「死ぬことを考えるより、より良く生きることを考えた方が良い」
まぁその日その日を大事に生きることそっちのけで「死ぬ準備」をしているとしたら、それはさすがに本末転倒というものでしょう。要は「バランス」ではないでしょうか。死から目を背けすぎるのも、死ばかりにとらわれるのも、どちらも良い生き方とは言えません。加えて、死を正視するのは前向きな生につながることが多いんですよ。理解できない人、認めない人には、いくら言っても無駄でしょうが。

「家の伝統や慣習を蔑ろにしている」
これも、一理あります。時として「自分らしい死」というのが、薄っぺらな好みの主張に過ぎないことも多いからです。ただ価値観やライフスタイルが多様化しているのも事実で、家の伝統や習慣なるものがすでに空洞化している家庭も多いでしょう。そもそも、拠り所になりえなくなりつつあるのです。いっそのこと、今の世代が未来の伝統や創始する、ということがあっても良いのではないでしょうか。

「結局、関連ビジネスに踊らされているだけ」
確かにそういうケースもあるかもしれません。だからこそなおさら、消費者の方々には自分のものさし、みたいなものを持っていただきたいものです。でも長い目で見れば、儲けんかなの思惑ばかりの業者は、次第に淘汰されていくことと思いますよ。不肖私も、それに少しでも貢献するつもりです。

自分の死の準備をする人が一人でも増えること。しかも、少しでも早い時期から始めるようにすること。これらを目指して、今後も活動して参ります。

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