個人的に知り合いというわけではないが、ブログやTwitterでの発言には注目している。
そんな相手が何人か(というか、何十人も)います。その人が本を出すとなると、当然買いたくなりますよねぇ。「ソーシャルメディアと消費」というと、私はまずこういうケースを思い浮かべます。
できればソーシャルメディア上でフィードバックを送ることができて、それが改訂版や次回作に反映される、ということだともっと「没入感」みたいなものが高まるでしょうが、そうしたケースはまだまだ限定的です。電子書籍が一般化すれば、その辺はもっと深化するものと確信しています。
他に「ソーシャルメディアと消費」と言えば、ソーシャルメディア上で話題になっているモノ、あるいはソーシャルメディア上の「フレンド」がおすすめしているモノを、「よし、自分も買ってみよう」と思うケース。これも、結構ありますよね。こうしたことは友人間などで古くからあったものですが、その範囲が旧来とは比べものにならないくらい広がった、ということが大きいです。人によっては、分野別にそういう目利きを持っていたりするかもしれません。
さて最後に、ソーシャルメディアがあると単純に消費が盛り上がる、ということがあります。私に一番なじみがあるのは、テレビ観ながらTwitterすること。いや、この言い方は変か。Twitterしながらテレビ観ること、ですね。みんなで集まってテレビを観ると楽しかったりするものですが、それを気楽にできるという点で、テレビにとってもソーシャルメディアは救世主的なものとなり得ると思います。間もなく始まるオリンピックでも、多くの視聴者がそのことを実感するのではないでしょうか。
さて、この辺のことについて最近気になっているのが「第四の消費 ~つながりを生み出す社会へ~」という新書です。実はこの本も、ブログ等で複数の人が絶賛していたんです。上に私が書いたことは、体験的な印象論くらいにしかすぎませんが、近いうちに「第四の消費」を読んで、考察を深めてみたいと思っています。
「第四の消費」をすすめてくれたのは、たとえば下記の記事。他にも2~3あったのですが、メモしておかなかったので失念しました。。。
『第四の消費』三浦展・著 Vol.2831 | 「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ
『第四の消費』を読んで/消費はどうなっていくのか – 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る