人口の減少と高齢化が進む日本。
そして世界的に経済の停滞が続いています。先行き真っ暗とは申しませんが、未来への不透明感、とても強いですよね。
日本の場合、
- 人口の高齢化する中で財政や社会保障制度は維持できるのか
- 働き手が減る中で経済の活力は維持できるのか
- 人手不足によって社会の各所にほころびが出るのではないか
といった大問題がのしかかっています。
加えて、AIやロボットが浸透したその先に経済・社会にどんな変化が起こるのか。これもどこにどんな影響が出るのか、まだよくわかりません。
その意味では、「こうすれば問題は解決できる!」なんてことは軽々しく言えないでしょうし、もし言う人がいたら詐欺師かバカ者かのどちらかでしょう。
ただ、問題を認識しながら何も手を打たないで事態を悪化させる、というのも無責任です。
- 日本全体で問題をできるだけ共有する
- 多様な専門家の意見を仰ぎ、妥当と思える解や対策を導く
- 政策のリスクやデメリットにも十分気を配る
- 速やかにやってみて、うまく行かなければ修正ないし撤回する
こうしたサイクルをスピード感持って回していくことが大切なのではないでしょうか。繰り返しますが、無策でいるのは無責任ですよ。
私なりに日本の課題をまとめると、こうなります。
財政と社会保障制度を持続可能なものとして次世代に引き渡す。
それも、経済の活力を失わぬまま(むしろ活性化させながら)。