関東に住んでいると読売テレビを観ることはできないのですが、それでも気になっているお人です。
清水健アナ、読売テレビ退社へ 乳がんで妻亡くし基金:朝日新聞デジタル
読売テレビは26日、夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜)でキャスターを務める清水健アナウンサー(40)が来年1月末に退社する方向と発表した。「ten.」は1月27日の放送で降板する。
清水アナは昨年2月に妻を乳がんで亡くした。妻の闘病をつづった「112日間のママ」(小学館)を今年2月に出版。印税をもとに4月、がん撲滅の取り組みを支援する「清水健基金」を設立し、自らも講演活動をしながら、施設などへの寄付を続ける。
清水さんは40歳。この先も長い人生があることと思いますが、がんに関わるいろんな活動においてキーパーソンの一人となるかもしれませんね。とりわけ関西では。
妻をがんで亡くし、その経験を広く世間に訴えている人としては国立がんセンター名誉総長の垣添忠生さん(75)がいます。女性には悪いですが、やはり男性の我らにとっては患者本人であれ家族であれ男性から話を聞いた方が身に迫って感じられるものです。もとよりこれは女性にとっても同じく女性から聞いた方が、ということになるのでしょうが。
10月に読売新聞が清水さんにインタビューしています。その結びが、こちら。父としての生き様を見せ、亡き母親のことを伝えるのが使命と考えたんでしょうね。テレビでアナウンサーやるよりも。
[清水健さん]がんと出産、挑んだ妻 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)
子どもはもうすぐ2歳になります。僕は「伝える」ことが仕事です。今後の人生の最も大きな仕事は、妻がどんなに頑張ったか、息子に伝えることだと思っています。