iPadを手に入れて三週間。さすがに「革命的」だの「魔法のような」は大げさかと思いますが、生活の一部にしっかり根付いています。
ただやはり、家から持ち出して使う、ということはしていません。日常的に持ち歩くには、デカいし重いですからね。あと、不用意に持ち歩くと落っことしちゃうんじゃないか、という心配もあります。
やはり電車が主たる交通手段の都市生活者には、iPadを携帯する、というのはそぐわない気がします。
で、今の時点で私の考える理想の電子書籍端末の条件を、まとめてみました。こんなのが出たら、即、買いですよ。
サイズは、新書並みかそれより一回り大きい程度まで
やはり、電車で取り出して読めるかどうか、特に座席に座れなかった場合でも使えるかどうかは重要です。あと、ちょっとしたスキマ時間にサッと取り出せたり、カバンが不必要に膨らんだりしないためにも。
自分の「蔵書」を全て持ち歩ける
音楽においてはほぼ実現していることですので、書籍においてもこれを期待していいんじゃないでしょうか。
電池の持ちが良い
これ、すごく重要です。できれば、一度充電したら普通の使用なら一週間保つくらいであってほしい。少なくとも、毎日充電しなきゃいけないようでは、お話になりません。
通信は、Wi-Fiで
3Gなど携帯の電波を使えるなら何かと便利でしょう。でもそこは、コストとの兼ね合いで・・・。
メモはともかく、しおり・付箋とマーカー機能は欲しい
お外で読書する時、ペンなどを取り出して書き込みをすることはまずありません。なのでメモ機能はなくて構いません。そうしたものは、パソコンで読む時のビューワーに装備されていれば良い。
こうした点、スマートフォンでかなり代替できそうな気もします。そして実際、ケータイやiPhoneを既に電子書籍端末として使っている人も少なくないでしょうし。ただ私としては、スマートフォンと専用の電子書籍とを使い分けるのが、それこそスマートに思えます。
それにしてもこうして考えると、AmazonのKindleはかなり理想的であることを実感します。日本人に合ったサイズのものが発売されて、しかも日本語の書籍が軒並み読めるようになったら、絶対に欲しくなると思います。