週刊ダイヤモンドの「社会起業家」特集で、かなり新鮮だった情報は、著名な社会起業家には慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)から巣立った者が多い、ということです。
本誌で挙げられていた要因を列挙すると、
- 問題も答えも、学生自らが主体となって模索することが求められる
- AO入試によって、明確な目的意識を持った学生が集まる
- 実践を重んじる気風
- 外部との接点(企業との協働)
記事の中では3人の教員が紹介されているのですが、うち2人は金子郁容教授と國領二郎教授。「ハイハイ、あの人ね」という方々です。先進性、開放性なんかが想像できます。
社会起業家には20代の人も多く、どの大学で学んだか、というのは大きな要素です。また、活動する上で大学時代の人脈が活きることもあるでしょう。
今後社会起業家について語られる際、SFCに触れられることは増えそうです。それがますます社会起業家予備軍の高校生達を惹き付け、集めるようになる。
往事ネットベンチャーが渋谷周辺に集まったように、社会起業家の卵が慶應SFCに集まる、なんてことになりそうです。