平均年齢が上がるのは、社会が「老いる」ということ

90年代中葉以降、日本経済が振るわなくなった大きな要因の一つが人口の高齢化です。とりわけ生産年齢人口の減少。このことはここへ来て、ようやく日本社会の共通認識となりつつあります。

社会全体の平均年齢が上昇すると、いわば「年寄り」の比重がどんどん高まっていきます。それにより、革新に対して尻込みするようになる可能性が高いでしょう。世の中全体が保守的、もっと言えば守旧的になってしまうのです。

個人個人は一歳ずつ年を重ねていきますのでなかなか自覚しにくいことですが、20年30年単位で比べてみれば、やはり日本社会の老け込み具合はかなりのものです。

だからこそ我々は、若者の意見や気持ちに進んで耳を傾け、また自分たち自身もできるだけ守旧派にならないよう意識して革新や変革に目を向けるべきではないでしょうか。意欲的な若者ほど日本社会に愛想を尽かして海外に飛び出していく、なんてことになったら急な坂を転げ落ちるようにこの国は老け込んで行きかねませんよ。

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