英国の「孤独担当大臣」は何をするのだろう

最近の気になったニュースの一つです。

英国で「孤独担当相」新設、現代社会の「悲しい現実」に対処 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相は17日、「あまりにも多くの人々」が置かれている「現代の暮らしの悲しい現実」に対処するために「孤独担当相」を任命した。

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メイ首相は「わが国の社会、そしてわれわれ全員が抱える孤独という問題に向き合い、高齢者や介護者、愛する人を失った人々──話をする相手や自分の思いや体験を分かち合う相手がいない人々が直面している孤独に対し、行動を起こしていきたい」と述べた。

人々がバラバラになっていることが、社会に様々な問題を引き起こしています。またいろんな施策を講じようにも、人と人との結びつきが弱いことがネックになって効果が上がりにくくなっている、ということも多々あるでしょう。

呼び名はともかくですが、専任の閣僚を置いてこの問題への対処に当たらせる、というのは良い取り組みだと思います。クラウチ氏が今後どのような働きをし、発言をするのか、気に留めておきたいと思います。

翻って日本でも、こうした大臣を置くことに意味はある、と考えます。

孤独は個人の健康をむしばみます。自殺率にも大いに関連するでしょう。人々の結びつきが弱いと、災害の時に被害が拡大するおそれがあります。またいろんなまちづくりの施策も、人々がバラバラでは絵に描いた餅になりがちでしょう。

孤独の広がりを食い止め、さらに減らして行ければ、これらの分野で打つ施策の効果が間違いなく高まります。

ただ現実の問題として、政府として何ができるか、何をすべきかは悩ましいところです。

まずは孤独がもたらす社会的マイナスについて調査・分析してそれを広く社会に訴えて行く、ということから始めるべきでしょうね。ついで関連の統計を整備して、孤独の問題をいわば「見える化」する、と。

あとは自治体やNPOなどによる各地域に根付いた取り組みを後方から支援してほしいものです。たとえば資金面でサポートしたりノウハウの共有などを手助けする、といったことになるでしょうか。

ともあれ、これを放っておくと手遅れになるかもしれません。社会がバラバラになりすぎて、どんな対策をやっても「空砲」に終わってしまう、という風な。日本でも、本格的な取り組みを始めるなら早いに越したことはないと思いますね。

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  1. 孤独は「悪」か | 死に支度すれば死神逃げていく — 2018-10-17 @ 10:52 PM

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