【映画】不都合な真実

投稿者: | 2009-10-01

基本的に、環境問題(とりわけ、地球温暖化など気候変動)は大きな問題だと思っています。

で、このドキュメンタリー映画も共感を持って観ることができました。

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アメリカで公開されるや、各都市で大ヒットを記録し、06年度アカデミー賞でも本命視される環境ドキュメンタリー。民主党クリントン政権下で米合衆国副大統領を務めたアル・ゴアによる地球温暖化問題についてのスライド講演を追っている。監督は「24」や「ER緊急救命室」などの人気TVドラマの演出を手がけてきたデイビス・グッゲンハイム。

地球温暖化の啓発映画というよりは、アル・ゴアという「宣教師」のプロモーション・ビデオといった感じが強いです。彼が大統領選でジョージ・W・ブッシュに破れたのは理由のないこととは思いませんが、この映画を観ると、彼の知的さ、誠実さ、そしてプレゼンテーションの巧さは、十分に伝わって来ます。政治家としては最後に挫折しましたが、環境活動家としてはカリスマであることは疑いありません。

少なくとも、日本ではこれだけのレベルのプレゼンにお目に掛かることはまずありませんので、プレゼンの教材として、とてもいい映画じゃないかと思います。もっとも、大切なのは、小手先のテクニック以前に、自分の訴える内容にどれだけ「命がけ」になれるか、ということですが。そして、間違いなくゴアは、温暖化阻止に人生を懸けているように見えました。

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