自由を増すためのプログラム

投稿者: | 2010-11-04

アメリカの中間選挙で、ティーパーティーが旋風(ツナミ?)を巻き起こしたことに、少し興奮しております。

カリフォルニア州では、大麻合法化の是非を問う住民投票も行われました。こちらは、さすがに否決されたようですが。

で、自由を拡大するための戦略的テーマにはどんなものがあるか、この機会にまとまてみようと思います。日本にもリバタリアンを自称する人は徐々に増えているように感じます。いずれは、下記のようなことが実際の政治争点になり、できれば実現されることを期待します。

「売春」「賭博」「麻薬」の合法化(というより、非犯罪化)
細かい線引きや、運用上の取り決めはもろもろ必要でしょうが、原則、大人はやりたければやっていい、ということで。

職業規制・事業規制の緩和や撤廃
あまり話題になりませんが、実は社会的なインパクトが大きいテーマです。とりわけ、医師・弁護士・教員などの職業免許を廃止するというのは、挑みがいのある課題です。とにかく、最小限のルールの下、経済活動は可能な限り自由にして、紛争やトラブルが起これば個別に事後的に対応する、というのを基本的なスタンスにしたいものです。

フラットな税制
累進課税なるものを極力やめる。その上で、税率はできるだけ抑えると同時に、人頭税のような誰もが等しく負担する税を設ける。政治的にはほとんど実現不能に思えますが、これが我らの理想です。

政府事業の民間委託、さらには民営化
政府でやっていることをできるだけ民間でやらせるようにする。この「民間」には、営利企業はもとより各種のNPOも含まれます。基本原則は、「政府でなければできないと実証されたもののみ、政府の仕事とする」ということで。

私なんぞの理想とするのは、こんなところです。今の社会を前提とすれば、過激思想というか夢想のように思われるかもしれません。でも私なんかからすれば、日本はあまりに社会主義的すぎる、ということになるんです。

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